夜景遺産認定地
よこはままりんたわー
横浜マリンタワー1961年に横浜開港100周年を記念して建設された高さ106mの横浜のシンボル。かつて世界一高い灯台としてギネス認定されたが、現在は展望施設としてリニューアル。商業施設やレストラン、夜景専用チケットのある展望フロアを備え、みなとみらいから横浜ベイブリッジまで360度の夜景を堪能できる人気スポットとなっている。
1961年(昭和36年)、横浜開港100周年を記念して建設された横浜市のシンボル。鉄塔は地上106m、展望フロアは約94mに位置する。元々は灯台としての機能を備えた構造で、開業当時は世界一高い灯台としてギネスにも認定されたが2008年に灯台機能は停止。その後は市の整備を経て2009年に再開し、2022年には「NATURE & FUTURE」をテーマに全面リニューアルされた。館内低層部は商業空間をメインに1階はカフェやショップ、2階は写真集やレコードを備えた旅のライブラリー&コミュニティラウンジが配置。4階は夜景と共に食事が楽しめるレストラン&バーを兼ね備えている。展望フロアは29階・30階の2層構造で夜間専用のチケットもあり、来場者の目的に応じたスタイルで営業している。360度ぐるりと見渡せる展望フロアでは、みなとみらいから眼下の山下公園や氷川丸、さらにはオレンジ色に輝く本牧埠頭から横浜ベイブリッジまで、横浜を象徴する夜景の数々が楽しめる。直下の地上が覗けるスリル感満載のガラス張りの床演出や、様々なアート作品を夜景に重ねて投影するメディアアートギャラリーなど、夜景鑑賞を飽きさせない工夫もある。一方、ライトアップされた外観は時期により宝石のような輝きを演出。山下公園や中華街からもアクセスが良く、港の見える丘公園よりも高い位置から横浜港が楽しめるスポットとして貴重だ。