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2025.09.22

20年の時を経て、日本の夜景ブランドが記念すべき300箇所達成!
第20回「日本夜景遺産」新規認定地が決定!

2025年9月22日(月)、(一社)夜景観光コンベンション・ビューロー(代表理事丸々もとお)内、日本夜景遺産事務局では、第20回「日本夜景遺産」の新規認定地を決定・発表しました。本年の候補地は、全国の夜景観光士及び自治体・事業者等の推薦により全国172箇所がノミネート。事務局では、候補地の調査及び夜景マイスター(夜景検定1級の有資格者)による投票や各管理団体への確認申請等を経て、厳正・厳密に選定いたしました。

2025年の観光業界はインバウンドが最速で1000万人を突破。また宿泊費の伸びに加えて、娯楽サービス費としての“コト消費”が拡大していることも夜景観光業界にとっても嬉しい成長と言えるでしょう。夜間の美しい観光資源を集めたブランド「日本夜景遺産」は、宿泊率向上に向けても全国各地の行政・民間団体から広く共感を得ており、今回の認定を通して、日本の観光復興のもちろん、多くの方々が「夜景観光」を楽しんでいただく環境づくりを目指していきます。

本年は記念すべき20回目となる選定を経て、新規夜景遺産認定地は8箇所。4分類中では、「自然夜景遺産」2箇所、「施設型夜景遺産」5箇所、「ライトアップ夜景遺産」1箇所が加わり、認定追加・解除を含めた夜景遺産地合計は遂に、全国302カ所に到達いたしました。

新たに認定された夜景遺産は以下の通りとなります。投票や選定にご協力頂いた皆様には深く御礼申し上げます。

【自然夜景遺産】

★汽車道(神奈川県横浜市)


★伊予灘SA(愛媛県伊予市)



【施設型夜景遺産】

★仙台大観音(宮城県仙台市)


★丸の内ハウス(東京都千代田区)


★横浜マリンタワー(神奈川県横浜市)


★岐阜城(岐阜県岐阜市)


★スターゲイトホテル関西エアポート(大阪府泉佐野市)



【ライトアップ夜景遺産】

★門司港駅(福岡県北九州市)




<総評>
前述の通り、8箇所の新規認定地が誕生しました。自然夜景遺産としては、昨年、日本新三大夜景都市に認定された横浜市を代表する名スポット「汽車道」をはじめ、地元の夜景鑑賞地としても愛されている「伊予灘SA」が認定。施設型夜景遺産としては例年よりも多くの5箇所が認定されました。「仙台大観音」はSNSの拡散効果がで国内外から注目を集め、夜景観光スポットとして認定。そのほか「丸の内ハウス」「横浜マリンタワー」「岐阜城」「スターゲイトホテル関西エアポート」等、レストラン、展望台、城郭、ホテルとこれまでにないほど多岐に渡るラインナップが出揃いました。ライトアップ夜景遺産は、北九州市が3年連続となる市内の夜景遺産として、「門司港駅」が認定。いずれも街の観光資源として、自治体と民間が連携しながら育てていくことで「持続可能な夜景観光」へと成長しています。

本認定に際し、ご協力いただいた皆様、ご応募をいただいた皆様、誠にありがとうございました。「わが町を夜景遺産に認定したい!」という皆様の熱い想いから、パンフレットや動画や写真、小冊子など多岐に渡る資料をお送りいただき、事務局としては感謝の念が耐えません。

さて、本年11月27日(木)、神奈川県藤沢市で開催する「夜景サミット 2025 in藤沢」において、日本夜景遺産の新規認定授与式を行う予定です。今後、詳細な内容を発表して参りますので、どうぞご期待ください。また、サミットへの皆様のご参加をお待ちしております。

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